女子のいる風景

近況 ② 助けを求めるために

・・・・・・・ 近況 ① からの続き 母が訪ねた人は …

このところ俺様は静かだが、これが『嵐の前の静けさ』になり得ることを学習している母は、いざという時の為の”避難場所”を確保しておこうと考えた。
いわゆる「かけこみ寺」的な シェルター が県内にもあることを知り、問い合わせてみた。
とはいえ、”今すぐに”という状況ではなく ”いざという時のために”程度のことなので
どこへどう問い合わせるべきか…と迷い、とりあえず「総合女性センター」へ電話。
「今日は休みなので、こちらの電話番号へ」とアナウンス。そちらへかける。
「シェルターについて教えて欲しい」
「県の配偶者暴力なんたらかんたらへどうぞ」。おやくそくのたらいまわしか…
県のなんたらかんたらへ電話。
「シェルターについて教えて欲しい」
「は?教えられません」
「え??」
「シェルターは”かくまう”所ですから。言えません」
そりゃそうだ。確かに!あんたの言う通り。
「民間のボランティアで運営してますので、その担当者の電話番号だけ申し上げます」
「はあ、どうも…」

県が申し上げる事は、確かに、間違ってはいない。
うかつに喋って、保護されている人が危険にさらされる場合だってあり得るわけだし。
でも、だからってあんた…
「何かあったのですか?」の一言あってもいいんじゃない?
そんなとこへそんな電話をかけてくるわけだよ…
切羽詰って、助けを求めてるかもしれないじゃん?行くとこなくて途方にくれてる人かもしんないじゃん?
昨日も一昨日も何もなかったけれど、明日はどうかがわかんない人かもしれないじゃん?

県がいう「民間ボランティア」の方の電話番号なら、県のホームページにも掲載されていた。
だが、今回、母は「今すぐ助けて下さい」ではなく
「シェルターがどういうものか」「どこらへんにあるのか、自分で運転していける場所なのか」、「行政の中で他に頼れる機関があるのか」そういう事を知っておきたかったのだ。
だから、直で電話するのをためらったわけなのにさ。


とりあえず、言われた電話番号へ電話をかけた。


                     
「何故?どうしたいの?」
どうしていいのかわからなくて電話してるんだってば!!
思わずそう叫びたいのをこらえて、冷静に話しをする。
かくかくしかじかで、身に危険を感じた時に行くあてがない。シェルターの存在だけ知ったけど
誰でも利用できるのか、また、シェルターとはどんなものなのか…
それを知りたいと。

過去の経緯を少し聞いたところで、電話の相手(女性)は
「今から時間があるなら、出て来ない?ゆっくり話しましょう」と言ってくれた。

女性は大学の教授で。数名でボランティアとしてシェルターを運営しているということだった。
彼女が待つ大学へ向った。



                              ・・・・・・・ 続く ・・・・・・・・


                               
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by mekemeke_n | 2006-04-24 13:06
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すっとこどっこいな三姉妹の回想録とぐうたら母の愚痴だったり妄想だったり…
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