女子のいる風景

私だけ?

家の近くの高校から放課後になると
ズンドコズンドコズンドコ… いや、そうじゃない、
ドンドコドンドコドンドコ…和太鼓の音が聞こえて来る。

夏の日の、まだ陽も高い時間帯のそれは、実に力強く勇壮な響きを聞かせていたが、
深まりゆく秋の、薄暮れの頃に聞くそれは
どことなくもの悲しく、哀愁を帯びていたりする。

一人そっと目を閉じると浮かぶ光景…

玄界灘の断崖絶壁で荒波のしぶきを浴びながら、
真っ黒に日焼けした引き締まった体に真っ白なフンドシいっちょで、見事にバチをさばく一人の男。
太鼓の音に合わせて、鍛え上げた筋肉が震える。
その後姿をぼんやり眺める、恋に疲れた女(アタイ)。

言っておくが
女はただボーッと眺めているだけ。
男の締まった尻に、過去の男の面影を見ているわけではない。
震える筋肉に、新たな出会いを予感しているわけでもない。

ただ、ひとつの風景として
流れる太鼓の音色に身をまかせてぼんやりと眺めている。
たったそれだけのこと。


しかし、なんでだ?

振り向いた男の顔は…



  山本譲二…



母、病んでますか?
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by mekemeke_n | 2005-10-21 11:53 | 女のためいき
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すっとこどっこいな三姉妹の回想録とぐうたら母の愚痴だったり妄想だったり…
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